【TOEIC990取得経験者対談1/3】
https://youtu.be/2v47WNrHgbs
ゲスト:150回以上受験し続けているJay先生
「最近のTOEIC問題は難しい?」
【TOEIC990取得経験者対談1/3】
https://youtu.be/2v47WNrHgbs
ゲスト:150回以上受験し続けているJay先生
「最近のTOEIC問題は難しい?」
桑田真似ライン公式アカウント作成しました!
英語学習者さん向けにコーチングさせて頂きます‼️
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q?accountId=424gpqeq&openerPlatform=webview&openerKey=webview%3AunifiedSearch
6イニング目「反義語」「類義語」はついでに覚えてしまう
全ての物には両極があります。Hotがあればcoldがあり、勝利チームがいれば必ず負けチームが存在します。Outstanding(目立つ)清原君がいればmodest(控えめな)僕がいる訳です。
片方を覚えたら「ついで」にもう片方を覚えると、それが「きっかけ」になって覚えやすいですよ!
Comedy(喜劇) tragedy(悲劇) スペルが似てるので一緒に覚えてしまいましょう!
Encourage(~を奨励する)←en(与える)courage(勇気)
Discourage(~にやる気をなくさせる)←dis(奪う)courage(勇気)
Departure(出発)Arrival(到着) 空港の掲示板でよく見かけますね。
Hire(~を雇う) fire(~を首にする) 音が似ているのでパート2でよく出ます。
On duty(勤務中) off duty(非番の状態) duty(税金→義務)にon(接触)しているのか、off(離れている)しているのかという事ですね。
Previous(前の) following(後の) preは「前」followは「後に続く」という意味がありますね。
Update(~を最新にする) outdated(時代遅れの) 品詞が違うので真逆ではないですが、upとoutの対比で覚えましょう!
In shape(体調がいい) out of shape(体調が悪い) 特にout of shapeは「太っている」の遠回しの表現でパート3に出ます。
Supply(供給) demand(需要) 日本語でも「需要と供給」と同じ対比をしますね。特にdemandingは「要求が多い」という意味でthe demanding boss(要求の多い上司)というフレーズでパート5に出ます。「「供給のイメージから、「栄養を供給するもの」→Supplement(栄養補助食品)、Supplemental(補足の)という言葉も覚えてしまいましょう!
Promote(昇進する) demote(降格する) promotion(昇進)demotion(降格)もついでに覚えましょう!
Increase (増す) decrease(減る) パート5でincreasing number(増つつある数字)decreasing number(減りつつある数字)という使われ方で登場します。
Include(含む) exclude(除く) inclusive(総括的な) exclusive(排他的な)も覚えておきましょう!
Work(機械がうまく作動する) malfunction(機械がうまく作動しない) function(機能する)にmal(ない)という言葉がくっついています。
Retail(小売り) wholesale(卸売り) パート5常連の単語です。 Wholeというのはホールケーキwhole cakeのwholeで「全体」という意味があります。Hole(穴)とは違うのでご注意!
Employer(雇い主) employee(雇われる人:社員) employは「~を雇う」という意味なので、er(する側)かee(される側)かで語尾が変わって来ますね。
Gain (進む→太る) lose(失う→痩せる) gain weightやlose weightとも言います。
Interior(内装) Exterior(外装) インテリアは日本語にもなっていますね。Inの逆のexを付ければ「外装」という意味になることを覚えておきましょう!
Merchandise(売ってる商品) purchase(買った商品) パート7でよく出ます!
Surplus(越えてプラス→黒字) deficit(欠如→赤字) パート5でよく出ます!
●類義語もついでに覚えてしまう
似ている意味の言葉も、ついでに覚えてしまうと楽です。類義語は反義語と違って、成り立ちが違う単語でたまたま同じような意味に辿りついただけなので、スペルが似ていないのが特徴です。
特にTOEICでは「これ同じような意味だったの?」という単語の言い換え問題が多く出ます。
バントとスクイズはやっている事は一緒ですが、目的が違ってきますよね。このように、意味は似ているけども使う目的が違って。同じ野手といっても外野の選手は守備範囲が広く、内野の選手はそれに比べ守備範囲が狭いですよね?それと同じで意味が似ていますが守備範囲が広い単語、守備範囲が狭い単語という違いがあったりします。
これらの守備範囲に注意しながら覚えて行きましょう!
Anticipate(予測する) Predict(予期する) Expect(期待する)と日本語にしても似ている言葉なので注意しましょう!
Concerning(~を気にかけている→~について)、regarding(~を考慮に入れている→~について)
In response to(~に対しての返答として→~について)、 in regard to(~に対しての配慮において→~について)全て「~について」と訳せます。Aboutより難しく言いたいので、TOEICのEメールの文頭で「~についてのEメールかを説明する時によく出ます。
Expire(期限が切れる)lapse(効力が失効する) スポーツジムのmembership(会員証)の期限の問題でパート7で出ます。
stop in(止まって入る) drop in(落ちて入る)stop by(止まってそばにいる) drop by(落ちてそばにいる)全て「立ち寄る」という意味です。特にDrop(落ちる)からは想像しにくいのでdrop inがよく使われます。
brochure leaflet pamphlet 全て日本語で「パンフレット」という意味です。発音が聞きなれないのでbrochure(ブローシュアー)がよく出ます。
Itinerary(アイテネラリー:旅程表) agenda(アジェンダ:旅程表)どちらも発音もスペルもトリッキーなのでリスニングでもリーディングでも出ます。特にagendaは「議題達」という意味もあるのでご注意!
5イニング目 知っている単語から「連想」する
開会式(はじめに)でもお伝えしましたが、長い言葉ほど既に知っている単語が中に入っていたりするので、分けて考えてみると、既に知っている言葉が見付かり、その言葉が「きっかけ」となり覚えやすく、また思い出しやすくなります。埋もれている単語を発掘して、意味を想像してみて下さい。
Particle Particular particularly ←この中には全て「part(一部)」が入ってますね。
Particle(粒)つまり物質の小さな一部という事ですね。
Particular(特定の)全体のある一部についての。という意味ですね。
Particularly(特に)一部にこだわって言うと。ですね。
Depart(出発する)←「元いた場所から離れる」←de(分離)part(部分に)。
Department(部門)←de(分離)part(部分)ment(もの)。 和製英語のデパートはdepartment storeの略なのです。
Apartment(賃貸部屋)←a(~に)part(部分)なったment(もの)。 アパートはこのapartmentのapartだけを発音したものですね。英語でapartと言えば「バラバラに」という意味なのでご注意!ちなみにmansionマンションは「大豪邸」意味です。
Participate(参加する) 「イベントのpart(部分)になる」で覚えてしまいましょう!participate in(~に参加する)という使い方をします。TOEICではこのinを穴埋めする問題がパート5で出ます。
Take part in (~に参加する) participate inの書き換えでtake part inとなる事を覚えておきましょう!
Participants(参加者) 「イベントの参加者」という意味で出ます。長い単語ほど、隠れてるpart(部分)など、キッカケワードを見付けて思い出したり、類推しましょう!
take place(行われる) 物事を実行するにはplace(場所)をtake(確保)する必要がある。で覚えましょう。The marathon took place.(マラソンが催された。)という使われ方をします。
Adjust(調整する)←ad(~に)just(ちょうど)する。駅の乗り越し精算所に「Fare Adjustment」という標識が出てるので探してみて下さいね。
Detour(回り道) tour(ツアー)からde(それる)と覚えてしまいましょう!パート4で出ます。
Serving(一人前) serveは「取り分ける」の意味なのでservant(取り分ける人→召使)となり、servantがやってる事はservice(もてなし)なのです。パソコン用語のserverは「情報を取り分けいるもの→データ集配信装置」です。パート1で出ます。
Helping(一人前) servingをカジュアル、くだけた言い方にしたものです。「ご自分でお好きなだけどうぞ」と言う時はHelp yourself!と言います。パート1で出ます。
Deserve(~に値する)←de(完全に)serve(役立つ)。 You deserve the first prize.(君は一等賞に値する。)という使い方をします。コアの意味が分かっていれば「ざまあ見ろ!」がYou deserve it!と英語で表現されるのも分かりますよね(^^)
Evaluate(~を評価する) value(バリュー:価値)という知っている言葉が入っていますね。「価値」を元に想像して、「~の価値を見積もる」→「~を評価する」を導き出しましょう。
Multiple(たくさんの) multi(マルチ:たくさん)という言葉が入ってますね。ここから「たくさんの」とイメージを膨らませましょう。「マルチな人」と言うと「いろんな事ができる人」という意味ですね。
Repair(~を修理する) re(再び)pair(ペア)にする。つまり「再び元の状態にする」→「~を修理する」と覚えましょう。
●パソコン用語から学ぶ
パソコンは日本語で何と言うの?
と訊かれても、何というのか困ってしまうほど、パソコンという言葉を始め、パソコン用語というのは英語をそのまま使っているものが多いですよね。そのままの意味で英語を使ってくれているのだから、これは利用しない手は無いですよね。パソコンに詳しい方は、既に知っているパソコン用語を利用して、パソコンに詳しくない方は、パソコン用語もついでに覚えてしまいましょう!
Provider(プロバイダー:提供者) provide(~に提供する)er(もの)なので、「インターネット接続サービス」を提供する業者なのでプロバイダーですね。
Software(ソフト) 本体(hardware:ハード)に対してソフトですね。
Log(記録) loghouseという言葉があるようにlogは「木」という意味、昔は「木」に記録を書いていたのですね。Catalog(カタログ)は「目録」という意味ですね。やはり「記録」という意味ですね。Login、logoutにもlogは使われていますね。
Install(インストール:~を設置する) 建物に設備を設置する時にinstallと言います。そのイメージからソフトをPCにインストールすると言いますね。
Function(ファンクション:機能) パソコンのキーボードの一番上の段にFキーが並んでますね。このFはfunctionつまり「機能」という意味ですね。
Boldface(太字) パソコンの操作画面でBという機能ボタンがありますよね。それをクリックするとこの様に太字になりますね。Bはboldfaceの略でした。
Source(ソース:源) 機械語に変換する為の元になるプログラムですね。元つまり「源」なのです。 resource
Directory(ディレクトリ:人名簿) パソコンでは「検索リスト」の意味ですが、もとは「帳簿」「建物案内」という意味です。「Direction(方向)を教えてくれるもの。」と覚えておきましょう。
Streaming(ストリーミング:映像音楽を受信しながら再生する方式) ustream(ユーストリーム)がやっている事がいい例ですね。 Streamは「流れ」という意味なので、「映像が流れる」というイメージですね。
Admin(アドミン:管理者) Administrateは「~を管理する」という意味ですので、administratorは「管理者」ですね。Adminはその略です。Eメールアドレスの@の前に「admin@」と登場したりしますね。
●連携プレーで覚える!~一つ単語を覚えたら関連する言葉も覚えてしまいましょう!
野球では、ショートが取って、セカンドに投げて一人アウトにした後にファーストに投げてもう一人アウトにする事が出来ます。和製英語ではゲッツー、英語だとダブルプレーと言いますが、この6-4-3の連携プレーならぬ、連想プレーで1つ2つ更に覚えてみて下さい!
Location(ロケーション:場所)Relocate(再び場所を移す→移転) locate(~を見つけ出す)です。
Receipt(レシート:領収書) ceiptは「受け取る」という意味があるので、reception(受付)receive(~を受ける)と連想出来ますね。
Orientation(オリエンテーション) oriとは「東方の」という意味で、orientは「東洋」Orientalは「東方の」となり、昔は航海する時に「東方」を基準に位置を把握していました。ですのでorientateは「方向付ける」です。Orientationは「方向付け」という意味です。original(最初の)
Expense expensiveは「高価な」という意味なので、expense(費用)は「高価なものは費用がかかる。」で覚えましょう。
Expert ex(十分に)peri(試してみた)t(人)→「専門家」。Expertiseは「専門知識」experienceは「経験」experimentは「実験」で、全部同じ語源です。
Preside(議長を務める) president(大統領)は国会のpreside(議長を務める→統括している)しているという事なのです。
Extend(伸ばす) 電話線が伸びてExtension(内線)ですし、extensive(広範囲の) extended(延長された)という言葉も連想して覚えましょう!
audio (オーディオ:音、聴) audioのイメージから連想してAudit(~を聴講する→会計監査)、Audition(オーディション:審査)、audience(オーディエンス:聴衆者の集まり)と覚えて行きましょう!「AV機器」は「Audio Visual機器」の略です。
Option(オプション:選択肢)optは「選ぶ」という意味があります。なじみないですが、optionの語源です。パート5問題の選択肢にI opted to go.(行く事を選んだ)といった形で登場します
Railing(手すり) rail(鉄道)のイメージから、スロープの手すり、自転車を停める柵という意味があります。パート1の写真に「手すり」が写っていたら、この語が出る可能性があります。
Overlook(~を見過ごす) 注意すべきモノの上をover(越えて)して見てしまうので、「~を見過ごす」ですね。語順を前後させるとlook over=go over(~に目を通す)となり、ややこしいのでご注意!
Lengthy(時間的に長々とした) long(長い)→length(長さ)→lengthy(長時間にわたる)と形容詞から名詞に進化したのに、また形容詞に進化を遂げた変わりモノの言葉です。
Organizer(オーガナイザー:主催者) 主催者は何をしているかというとOrganize(組織を編成する)しているのですね。そしてオーガナイズされたものはorganization(協会)となります。NPO法人のOがこれですね。 Nonprofit organization(非営利団体)organ(臓器)も体をorganize(組織する)しているものですね。
construct(~を建設する) Construction(建設すること→建設工事)constructive(建設的)が連想できますね。あとconstruction site(工事現場)はパート4でよく聞きます。
Position(ポジション:位置)positive(場所が確定した→前向き) deposit(下へ置かれた→預金)と連想して覚えましょう!ちなみに「預金引出し」はwithdrawです。
Product(プロダクト:製品) productive(生産的)production(生産)※日本語でタレント事務所の事をプロダクションというのは間違いでagency(エージェンシー)が正しいのでご注意! またproduce(プロデュース:~を生産する)の「pro」を強く発音すると「野菜、果物」という意味になります。これはややこしいので、パート4で出ます。
Feedback(反応意見) feed(エサを与える)back(返す)→餌を与え返してくれる。会社にとってユーザーからの意見は「エサ」をもらっている感覚なのですね。
Effect(効果) effective(効果的である) Efficient(効率が良い→有能な)はパート5単語です。 go into effect(有効になる)←規則や法律が効力を発揮するというイメージです。パート5で出ます。
Persuade(~を説得する) 語尾を変えるだけでPersuasion(説得)persuasive(説得力がある)と意味が広がるので一緒に覚えましょう!
Vendor(物売り) vending machine(街頭で物売っている機械→自動販売機)と連想しましょう。
Know(~を知る)→knowledge(知識)→acknowlege(~を認める)→Knowledgeable(精通している)と連想出来ます。
Acknowledge(~を認める) know(知る)という言葉が入っているので、そこから連想してacknowledge(~を認知する)、acknowleged(認められた→定評のある)、acknowledgement(謝辞)←本の最後にお世話になった人へのメッセージ欄で出ます。パート7の後半単語。
Suit(~に適する) suitable(適することが出来る→ふさわしい) suit(ぴったりなもの→スーツ) Your tie suits you.(ネクタイ似合ってるね。)という使われ方も出来ます。
Pendant(ペンダント) ペンダントはpend(ぶら下がっている)しています。De(下に)pend(ぶら下がる)してdepend(頼る→依存)、Sus(下に)pend(吊るす)でsuspend(~を延期する)、 suspenders (サスペンダー)←二本で吊るしているのでsが付きますね。Suspension(吊り橋) pending (宙ぶらりん→係争中)と全て「ぶら下がっている」イメージを持つ単語に進化していますね。
ventilation(換気) ventは「穴を空ける」という意味です。なので穴を空けてventilate(~を換気する)です。
Prevent(~するのを妨げる)←pre(前に)vent(穴を空ける)となります。
Inspire(~を鼓舞する)←in(中に)spire(吸い込む)。 Spiral(吸い込まれる様な→らせん)
Belong(所属する)←手の届くlong(距離)にbe(ある)。そこから連想してbelongings(所属している物→所有物)となります。
manager (マネージャー:管理者) マネージャーはManage(~を管理する)しています。そこから発展して「~をなんとかやり遂げる」という意味も持っています。TOEICではHe managed to come.(彼はなんとかやって来た。)という使い方をします。
Summary(サマリー:要約) 「~を要約する」はsummarizeとなります。Sumには「総計」という意味があります。エクセルの機能にsumという機能がありますね。
Ahead(前方へ) head(頭)のa(方へ)でahead(前方へ)ですね。Ahead of schedule(予定より進んで)という使い方をします。behind schedule(予定より遅れて)もついでに覚えておきましょう。パート3単語。
Layout(レイアウト:配置) layは「置く」という意味があるので、delay(全くそのままでおく→~を遅らせる)、lay-up(レイアップシュート)は下から置きに行くように打つシュートですね。
Cracker(クラッカー) クラッカーとはCrack(ひび)を入れてサクサク食べるer(もの)ですね。
Findings(発見物→研究成果) find(見付ける)したing(こと)s(達)ですね。パート7で出ます。
Draw(線を引く→書く) 「引っ張る」ことをdrawと言いますね。Drawer(引き出すもの→引き出し)やdraft(線を引っぱって描いたもの→設計図)も「引く」がイメージですね。ついでにblueprint(ブループリント:青写真)もついでに覚えましょう!パート5単語です。
ちなみに「生ビール」をdraft beerと言いますが、これは「樽からひっぱって来たビール」だからです。他にもドラフト会議も英語でdraftと言い、「いい選手を引っぱって来る」からなのです。
Proficiency(熟練) Professional(プロフェッショナル:専門家)が持っているものはproficiency(熟練)であり、「堪能な」はproficientです。
Otherwise(さもないと) other(他の)wise(方向)→otherwise(さもないと)ですね。パート6で「ある条件とは別方向を向くと。。」という場面で使います。 Clockwiseは「時計回り」です。また、wiseにはSalarywise(給料的には)というように、あらゆる言葉にくっついて「~的には」という意味の造語を作る働きがあります。
Complied(~を編集する) 編集し過ぎて披露compile(困憊る)と覚えましょう!
Outing(日帰り旅行) out(外)に出るからですね。パート3で出ます。
Aquarium(アクアリウム:水族館) 実際の発音は「アクエリアム」なのでご注意!riumは「部屋」という意味なので Audit(音の)rium(部屋)でauditorium(講堂)、solar(太陽の)rium(部屋)でsolarium(サンルーム)ですね。
Restriction(規則)←原点にre(返って)strict(厳しく)するtion(こと)で覚えましょう。
4イニング目 「和製英語」を活用する
日本語表記になってしまった英語は、意味が見えなくなってしまっているので、覚え辛くなかったでしょうか?例えばダンベルは鉄アレイの事ですが、スペルで書くとdumbbellsなのですが、これはdumb(音が鳴らない)bells(鈴達)の事で、両サイドにある丸っこい鉄の塊が「ベル(鈴)」に似ているので「音が鳴らない鈴達」と表現しているのですね。ちなみに鉄アレイとも日本語で言いますが、このアレイはカタカタで書いていますが、実は日本語で「亜鈴」という漢字があります。「亜」とは「唖然」の「唖」を簡単にしたもので「口がきけない」という意味があります。つまり、「亜鈴」だけでdumbbellsと同じ意味があるのですね。
このように英語スペルで見てみると、隠れていた意味に気が付くはずです。このイニングでは和製英語やカナカナ語には、どんな単語が隠れているかに注意しながら覚えて行きましょう!
カタカナ語の表記と発音は本来の英語の発音と違っている場合が多いので、異なる場合は発音記号が一番正確に表記できるのですが、ここでは多くの方にお伝えしたいので一番近い発音をカタカナで頑張って表記してみました!
バラエティ (variety:沢山の種類)←vary(変化する) 「いろんな事をするので」バラエティ番組なのですね。
パーマ(Permanent:永続的) 和製英語でいう「パーマ」です。永久にカールだからパーマなのですね(^^)
コンテナ(Container:入れ物) 和製英語でいう「コンテナ」ですね。つまり「入れ物」なのです。
レトリバー(retriever)犬の名前なのですが、元々はretrieve(~を取り戻す)するer(犬)→「獲って帰ってくる犬」となりました。
シュール(surrealism:超現実的) 「超現実的」といっても「とても現実的」という意味ではないですからね(^^;) sur(超える)real(現実)ism(状態)→「現実離れした」という意味です。恐らくsurrだけ発音して「シュール」としたのでしょうが、これは間違いで「スァリアリズム」と発音します。
カウンター(Counter:反対のもの) 銀行のcount(数える)er(台)の事でした。つまりあの机では係員とお客さんが向かい合う(counter)わけですね。
レジ(register) スーパーのレジはregister(登録する)場所なのですね。あの機械で「売れました」と登録をしているのです。 Registration(登記)車のregistration number(自動車登録証)もついでに覚えましょう!
ストアー(Store:蓄える) 「お店」ですね。TOEICでstoreと言えば「蓄える」という意味です。お店は「商品をstoreしてある場所」なんですね。 Storage(貯蔵)はstore(蓄える)age(状態)と覚えておきましょう!
セカンドハンド(second hand:中古) second(二人目)のhand(手)に渡ったものですね。
リコール(recall:欠陥品の回収) re(再び)call(呼び戻す)が元で、そこから「~を思い出させる」という意味が出て来て、その後「回収」という意味も出ました。
カスタマー(Customer:顧客) カスタマーサービスなどよく聞きますよね。「Custom(習慣)のようにいつも来てくれる人」だからですね。
テナント(Tenant:賃借人) 日本語と同じ意味で「賃借人」です。
アカウント(Account:口座) アカウントとは元は銀行で「ac(に)count(数え)ていれる」→「報告する」→「現状を報告する場」→口座になりました。
コミュニティ(Community:共同体) 地域社会でコミュニケーションcommunicationをとる集まりだからですね。
インストラクター(instructor:指導員) インストラクターは「指導する人」ですね。なのでinstructは「指導する。」ですし、 instructionは「指導」ですね。
コンサルト(consult:~調べる) コンサルタントは「相談を受ける人」、コンサルトは「~に相談する」ですね。そこから派生してTOEICでは「~を調べる」という意味でパート5に出て来ます。
セクション(section:部門) sectは「分派」という意味で、虫は頭、胸、腹に「分けられている」ので、insectと言います。
ディテール(Detail:詳細) 通常details(ディーテイルズ)という音で、最初の「ディー」を強く発音しますので日本語とは違って聞こえます。
ラベル(label:札) 日本語では「ラベル」と発音したら「札」、「レーベル」と発音したら「商標」という意味と別もののように扱われていますが、英語では同じ単語で「レイブル」と発音します。最初に訳した人、しっかりして下さい!
イラスト(Illustration:挿絵) ←「光を当てて明らかにする。」 illustrate(~を説明する)
コンプリート(complete:完了) 「ミッションコンプリート!」とか映画で聞いた事ないでしょうか?comが付いている単語は「完全」というイメージを持っている単語が多いです。
プルーフ(Proof:耐えられる) 日本語で「ウォータープルーフ(防水)」と言いますよね。「水に耐えられる」から「防水加工の」となりました。またproofは「証拠」という意味もあります。
スペクタル(Spectacle:見世物) これから派生してspectaclar(目を見張る)という言葉も覚えてしまいましょう。
プライズ(Prize:賞) 最近「賞」のことをプライズと日本語でも言いますね。Price(価値)から来てますね。
アワード(Award:賞) こちらは、選考の結果与えられる「賞」です。なのでアカデミー賞を英語でAcademy Award(アカデミーアウォード)と言います。発音も「アワード」ではなく「オウォード」なので、少し違います。
モチベーション(Motivation:動機) 「やる気、行動の原動力」をモチベーションと言いますが、motivateは「~に動機付ける。」という意味になります。He is motivated.(彼はやる気マンマンだ)という使い方をします。
トラッキングナンバー(tracking number:追跡番号) trackとは運動場のトラック(走路)の事ですね。そこから「路を辿る」という意味になり、「追跡」という意味に発展しました。
リークする(leak:漏らす) 英語でも機密は液体のようにleak(漏らす)されるモノなのですね。
ビバレッジ(beverage:清涼飲料) 英語では「水以外の飲み物」全ての事です。水を含めていう飲み物はdrink(ドリンク)です。
ピーク(peak:頂上) 元は「山頂」の意味でしたが、「電気使用量のピーク」など折れ線グラフで描いた時の線の形から山をイメージしたのですね。
サミット(summit:頂上) 「首脳会談」という意味で知られていますが、summitは「頂上」という意味です。「国の一番上の位(=頂上)にいる人の集まり」からsummit meetingとなりsummitだけが残りました。
アレンジ(arrange:日時を取り決める) 数字をarrange(整理する)するというイメージからパート5で出る意味の「日時を取り決める」も覚えておきましょう。
コンベンション(convention:代表集会) convey(伝える)tion(こと)→「意見を共に伝える場」→「集会」
ディスカッション(Discussion:討論)←discuss(討論する)sion(こと)。
コンベア(conveyor:輸送装置) conveyは元は「伝える」という意味でした。そこから「~を運ぶ」という意味となり。Converyするor(もの)でconveyorです。
ランチョンマット(luncheon matt) lunch(昼食)をon(のせる)matt(敷物)と覚えましょう!
ケータリング(catering:出張料理配膳) 出張パーティしてくれる業者さんがやってる事をcater(料理をまかなう)というので、ついでに覚えておきましょう!
デモ(demonstration) 「反原発デモ」とか日本語で使いますね。これはdemonstration(意思表示運動)です。この意味から日常なじみある「実演」という意味になりました。
●和製英語をやっつけて正しい英語を身につけましょう!
悲しい事に英語が日本に入って来た時に、聞き間違えたり解釈を間違えて使ってしまい、それが定着してしまったのが、いわゆる和製英語(カタカナ語)ですね。しかし、こういったやっかいな言葉達も何故間違ってしまったのか。を考えながら覚えていくと、意味を思い出す「きっかけ」になってくれます。桑田真澄さんは常々「野球は失敗するスポーツなので、失敗から学んで行けばいい。」とおっしゃっていますが、言葉も野球と同じで間違ったり、失敗するものなのです。要はそういった間違ってしまったというマイナスな出来事をプラスに変えて行くこと大切なのです。
さぁ、では以下の言葉達の本当の意味は何でしょうか?間違いから学んで行きましょう!
ダンボール(cardboard) 板(board:ボード)のように硬い紙という事なのですが、boardを「ボール」を聞き間違えて「ボール紙」が出来き、そこから波状になった素材という事で「段々」という言葉を付け加え、「段ボール」となりました。
メニュー(menu:お品書き) item(メニューにある一つ一つの料理) 日本語だと「沢山メニューがある。」と言いますが、英語でThere are a lot of menus.と言うと「沢山お品書きがある。」になるので、There are a variety of items on the menu.と言います。
フロント(Front) 「フロントで会いましょう。」と英語で言ってしまうと、ホテルの正面玄関前に相手は行ってしまうのでご注意! 正しくはfront desk
クレーム(Claim 日本語で「クレーム」は「文句」ですが、英語ではcomplaintです。Claimは「権利を主張する。」です。なので、保険金請求の時にclaim form(請求書)とか、空港でbaggage claim area(荷物受取所)で使います。
リフォーム(Reform:制度を改善する) リフォームは和製英語です。「部屋を改装する」はリノベーションです。Reformは「制度改革」「法律改正」する時に使う言葉なのでご注意!
リノベーション(renovation:改装) re(再び)nova(新しい)ate(する)tion(こと)です。
イノベーション(Innovation:技術革新) in(へ)nova(新しい)ate(する)tion(こと)。です。
パネラー(paneler×panelist○) panel(委員会、審査員団)という意味の単語がTOEICのパート7で出ます。パネラーとは英語で言わずパネリスト(panelist)が「解答者」という意味ですのでご注意!
3イニング目「お尻に付く言葉」(接尾語)で品詞を見抜く
続いては接尾辞です。接尾辞をやる前に一度、品詞というものを整理しておきましょう!
文は「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」という4人の選手から成り立っています。
例えば、「清原君はとても速いボールを打つ(Kiyohara hits a very fast ball.」という文があった時、「清原君Kiyohara」と「ボール(ball)」は名詞で、「打つ(hits)」が動詞、「速い(fast)」が形容詞、「とても(very)」は「副詞」なのです。
名詞とは、字の通り「物の名前の詞(ことば)」です。
動詞も字の通り「動きをあらわす詞(ことば)」です。
形容詞は「名詞の形や容姿を説明する詞(ことば)」です。つまり「ボール」がどんな「ボール」なのかを説明してくれます。例文だと「速い(fast)」が「どんなボールなのか?」を説明してくれていますね。
日本語だとお尻に主に「-い」「-な」「-だ」「-の」「-的」が付く言葉です。
副詞は「形容詞を説明する詞(ことば)」です。これが一番分かり辛いと思うのですが、例文の中では「速い(fast)」を「どれくらい速いのか?」を説明してくれているのです。
この副詞選手はユーティリティプレーヤーでして他にも動詞も説明してくれます。
例えば、「僕は素早くボールを投げる。(I throw a ball quckly)」だと「素早く(quickly)」というのが「投げる(throw)」を「どのように投げるのか?」を説明してくれています。
あと、副詞選手は副詞選手も説明してくれます。
先ほどの例文の「素早く(quickly)」に「とてもvery」を足して「僕はとても素早くボールを投げる。(I throw a ball very quickly.)」という風にして、「素早く(quickly)」という副詞選手を「とても(very)」が「どれくらい素早くか?」を説明してくれています。
日本語だとお尻に主に「-く」「-に」「-で」が付く言葉です。
まぁ、細かい事を言いだすとキリが無いので、ここでは「どの接尾辞がどんな働きをする選手(品詞)を作るのか」がおおまかに分かればOKです。では、接尾辞を見て行きましょう。
接尾辞-ment
-mentは名詞を作ります。
Payment(支払)←pay(支払う)ment(事)
Government(政府)←govern(統治する)ment(こと) 「Gメン」とはGovernment men(政府の人)という意味です。
Retirement (退職)←re(後ろへ)tire(引く)ment(こと)。 Quitは「自己都合で退職」、retireは「年齢が理由で退職」。
Announcement(発表)←an(~の方へ)nounce(告げる)ment(こと)。Announcer(放送係)。日本語の「テレビアナウンサー」はanchorなのでご注意!pro(公に)nounce(告げる)で「~を宣言する」「~を発音する」という意味なので、これらも覚えましょう!
Environment(環境)←environ(取り巻く)ment(もの)。Surroundings(環境)とパート7で言い換えで出題されたりします。
Refreshment(軽い飲食物)←re(再び)fresh(新鮮)にしてくれるment(もの)。会議の休憩時間に出されるお茶やお菓子の意味でパート4で出て来ます。
Achievement(達成)←a(の方に)chief(頂点)ment(こと)。難しく言い換えるとAccomplishment(成し遂げること)となります。
pavement (舗装道路)←Pave(舗装する)ment(こと)。米語ではsidewalkと言います。どちらもパート1に出ます。
接尾辞-ence, -ance
-ence, -anceは名詞を作ります。「~こと」と訳せます。
Maintenance(整備)←maintain(維持)ance(すること)。日本語でも「メンテナンス」と言いますね。
Performance(業績)←per(完全に)form(形にする)ance(こと)。「演技する」と思いがちですが、TOEICにおいては「実績」の意味で使います。Performは「実行する」という意味です。
Clearance(認可)←clear(明白な)ance(こと)。
Appearance(見た目)←appear(現れる)ance(こと)。
Guidance(指導)←guide(案内する)ance(こと)。
Appliance(家庭用電気器具)←apply(適応する)ance(こと)。「家に適応する器具」という意味でhome applianceとも言います。
Advance(進歩)←adv(~に向かって:adventureのadvですね。)ance(こと)。Advantage(有利な立場)はもう日本語になってますね。
Convenience(便利さ)←convenient(便利な)ence(こと) 不便(inconvenience)も一緒に覚えましょう!
Confidence(自信)←con(完全に)fide(信頼する)ence(こと)。 Confideは「秘密を打ち明ける」という意味があります。つまり完全に信頼しているから「打ち明けられる」のですね。Confidentialで「マル秘の」という意味です。
Conference(会議)←con(共に)fer(持ち寄る:ferryのferですね。)ence(こと)。Meetingより難しくいいたい時に使います。Confer(協議する)も覚えておきましょう!
Entrance(入学)←enter(~に入る)ence(こと)。Entrance exam(入学試験)も覚えましょう!
Attendance(出席回数)←attend(出席する)ance(こと)。 Attendees(出席者)のひとかたまりの集団という意味もあります。
Patience(忍耐)←忍耐強い←patient(患者)は病気と闘う時に「辛抱強く」頑張るから。「ご不便をおかけして申し訳ありません。ご協力感謝します。」と言いたい時はSorry for the inconvenience. And thank you for your patience.(あなたの忍耐に感謝します。)という表現を使います。
接尾辞-tion
-tionは名詞を作ります。まれに動詞(~する)を作るのでご注意!
名詞
Reservation(予約)←reserve(~を予約する)tion(こと)。
Appreciation(感謝の気持ち)←appreciate(感謝する)tion(こと)。Preciという言葉が中に入っている事に気が付きましたか? Precious(高価な)のpreci(価値を付ける)という意味の言葉です。
Collection(収集)←collect(~を集める)tion(こと)。
Celebration(祝賀)←Celebrate(お祝いする)tion(こと)。 Celebrity(名士)がcelebrate(お祝いする)こと。と語呂でついでに2単語も覚えてしまいましょう。
Preparation(準備)←pre(前に)pare(用意する)tion(こと)。
Attention(注目)←at(~の方へ)tend(傾ける)tion(こと)。日本語と同じくPay attention(注意を払う)というようにattention(注意)にはpay(払う)を使います。パート5で動詞を選ぶ問題で出ます。
Question(質問)←quest(探究する)tion(こと)。難しく言う時はinquiry(問合せ)になります。
Association(協会)←sociate(仲間)as(へ)入れるtion(こと)。Society(社会)とボディの単語が同じですね。FIFAのAはassociationですね。団体名によく使われます。
Medication(薬剤)←medic(医者)ate(する)tion(こと)。Medical(医療の)paramedic(救急士)も覚えておきましょう。
Regulation(条例)←regular(通常の状態)にするtion(もの) restriction(規則)の言い換えでパート7に登場します。
動詞の-tion
Mention(~について言及する)←ment(思い出す)tion(こと)。Mean(~であると意図する)の過去形がmeant(ment)と発音が同じで「メント」なので、ment(意図する)tion(こと)とこじつけて覚えるのも手です。パート5の後半に出て来ます。
接尾辞-ity, -ty
-ity, -tyは名詞を作ります。iが付いたり付かなかったりするのは、前にある文字の音との兼ね合いで変わって来ますが、-ityも-tyも働きは同じです。
名詞
Charity(慈善活動) charityの為にfundraiser(資金集めのイベント)が模様されたりします。
Facility(設備)←容易にするもの←facilitate(~を促進する)ity(こと)。
Property(資産)←proper(適した)ty(もの)。 Properly(適切に)もついでに覚えましょう。
Opportunity(機会)←opportune(好都合な)ity(こと)
Flexibility(柔軟性)←flex(柔軟)able(できる)ity(性質)。
Confidentiality(秘密性)←confidential(秘密の)ity(性質)
形容詞
Quality(性質の良い) quality(性質)と同じスペルで名詞っぽく、見分けが付かないですが、quality products(良質の製品)といった使い方をします。パート5でよく出ます。
接尾辞-cess
-cessは名詞を作ります。
Access(通路)←ac(へ)cess(接近)。 動詞の意味access(~に近づく)も覚えましょう!
Process(進行)←proceed(進む)←pro(前へ)ceed(進む)ですね。
接尾辞-ture は名詞を作ります。
Adventure(冒険)←ad(へ)vent(行く)ture(こと)
Fixture(設備)←fix(取り付ける)ture(もの)
Moisture(湿気)←moist(湿った)ture(こと)
Temperature(気温) 意味が少し離れますがtemper(機嫌)という意味があります。
接尾辞-th は名詞を作ります。
Length(長さ)←long(長い)th(こと) The meeting was lengthy.(その会議は長かった。)と使う。
Growth(成長)←grow(育つ)th(こと) the market growth(市場成長)と使う。
Health(健康)←heal(~を癒す)th(こと) 更に発展してhealthy(健康的)となる。
Wealth(富)←weal(幸せな)th(こと) やはり「富や財産があれば幸せ。」ということなのでしょうか。。
Wealthy(豊かな)もついでに覚えましょう!rich(富んだ)の言い換えで使われます。
接尾辞-ware は名詞を作る。Wareは「商品」「道具」という意味です。
Cookware(調理器具)←cook(料理)ware(道具)。
Glassware(ガラス製品)←glass(ガラス)ware(製品)
warehouse(倉庫) ware(商品)を保管しておくhouse(家)なので。
※Footwear(履物)やSport wear(スポーツ用衣類)のwearとはスペルが違うのでご注意!
接尾辞-ize動詞 は「~化する」という意味です。
Personalize(個人仕様にする)←(個人のものとする)←personal(個人的)ize(化する)。
Recognize(認識する)←re(再び)cognition(認識)ize(化する)。Recognized(社会に認められた)もついでに覚えましょう!リーディング問題で出ます。
Initialize(初期化する)←initial(初期)ize(化する)。イニシャルと言えば「名前の最初の文字」ですね。つまり「初め」という意味ですね。
Finalize(完結させる)←final(最後)ize(化する)。DVDを焼く時に、ファイナライズしますね。
Computerize(コンピューター化する)←computer(コンピューター)ize(化する)。
Realize(実現する)←real(現実的)ize(化する)。多くの場合realize(認識する)の意味で使いますが、2つ目の意味を知っているか試す為にパート5で「計画を実現する」の意味でrealize my plansという使い方をして来ます。
接尾辞-fy は「~にする」という意味
Identify(~の身元を特定する)←identity(身元確認)fy(する)。IDはidentification(身元確認)の略ですね。
Purify(~を精製する)←pure(純粋)fy(にする)。Crude oil(原油)をpurify(精製する)するパート7の新聞記事の問題で使います。
Qualify(~に資格を与える)←quali(資格)をfy(与える)。qualification(資格証明書)も覚えましょう。パート7のダブルパッセージ問題の求人募集の問題で応募者の「適性(qualification)」という意味でよく登場します。
Certify(~を認定する)←cert(確かな)fy(する)。Certified(公認の←認定された)という形でパート5に登場します。
接尾辞 -ful形容詞を作る 「full~が満ちている」のイメージが含まれています。
Powerful(勢力がある)← power(力)がful(満ちている)。「パワフル」と言っても日本語で通じますね。
Thankful(感謝している状態)←thank(感謝)がful(満ちている)。Be thankful toの形で使われます。
Grateful(感謝している状態)←great(素晴らしい)がful(満ちている)。Be grateful to の形で使われます。
Cheerful(快活な)←cheer(元気)ful(いっぱい)。Cheer leader(チアリーダー)cheer leading(応援)Cheer(応援する)も覚えてしまいましょう!
Wonderful(素晴らしい)←wonder(不思議に思う)ful(いっぱい)。つまり知らない事が多い方がヒトはワクワクするのですね。「知る喜び」を得られるからだと僕は思っています。
Peaceful(穏やかな)←peace(平和)ful(満ちた)。Peaceful life(平穏な生活)という使い方をします。Tranquil(平静な)と言い換える問題がパート7で出ます。
形容詞-able 「able~できる」という意味の形容詞を作る。
Reasonable(手頃な)←「道理にかなった。」←reason(理由)をいう事がable(できる)。
Affordable(値段的に手頃な)←afford(余裕がある)able(可能な)。Reasonableの言い換えで出ます。
Applicable(あてはまる)←apply(適応する)able(できる)。
Comparable(匹敵する)←compare(比べる)able(できる)。離れ過ぎているとincomparable(比べられない=無比の)になりますね。
Accessible(入場可能な)←access(アクセス)able(できる)。
Creditable(信頼できる)←credit(信用する)able(できる)。クレジットカードは信用されている人が取得でき、信頼に基づいて後払いが許されているのですね!
Reliable(信頼できる)←rely(頼る)able(できる)。
Regrettable(残念な)←regret(後悔する)able(できる)。
Negotiable(交渉の余地がある)←negotiate(交渉する)able(できる)。
Reputable(立派な)←repute(うわさ)にable(適した)。Reputation(評判)も覚えましょう!
Favorable(好意的な)←favor(好意)にable(適した)。
Considerable(たくさんの)←consider(考慮する)able(できる)。「考えに入れないといけないくらいの数量。」と覚えましょう!リーディング問題でよく出ます。
Comfortable(快適な)←comfort(癒す)able(できる)。布団はcomforterと英語で言います。やっぱり布団は癒されるモノなのですね。
接尾辞-ous 形容詞を作る
Delicious(美味しい)やdangerous(危険な)はousが付いていますね。これは「モノの様態を表現している単語ですよ。」というサインですね。
形容詞
Famous(有名な)←fame(有名)ous(な)。
Nervous(緊張している)←「神経質な」←nerve(神経)ous(性質)。
Courteous(丁寧な)←courtesy(礼儀正しいこと)ous(様)。
Numerous(たくさんの)←number(数)ous(の)。パート5でmanyを難しく言い換える目的で登場します。
Cautious(注意深い)←caution(注意する)ous(様)。
接尾辞-ive 形容詞を作るが、まれに名詞を作るので注意!
形容詞
Positive(前向きな)←posit(場所の)ive(確定した)。
Persuasive (説得力のある)←persuade(説得する)ive(性質をもっている)。
名詞
Representative(代表者)←represent(代表する)ive(人)。 一見形容詞っぽいので混乱させる目的でパート5の選択肢に登場する事が多い!
Incentive(報奨金)←「励みとなるもの」←incent(鼓舞する)ive(モノ)。 報奨金がもらえると思うと頑張れますよね!
接尾辞-al は形容詞を作りますが、まれに名詞を作るので注意!
形容詞
Practical(実行可能な)←practice(実行する)al(的な)。
Annual(年に一度の) an annual party(年に一度のパーティ)という使い方です。
Biannual(年に二度の)又は(二年に一度の)と二つの解釈があるややこしい言葉。まれにパート7で出ます。
Influential(影響力のある)←influ(インフルエンザの)ential(様な)影響力と覚えましょう!実際英語でfluはinfluenzaの略です。
Environmental(環境上の)←environment(環境)al(の)
Potential(潜在的な)←potent(能力)のある(al)。potential customers(潜在顧客)などパート5で使います。
Exceptional(優秀な)←exception(例外)al(的な)。スバ抜けているモノ、ヒトは例外扱いしたいですよね(^^;)
Additional(追加の)←addition(追加)al(の)。 最近サッカーの「ロスタイム」を「アディショナルタイム」と呼ぶようになりましたね。つまりadditional time(追加の時間)ですね。
Critical(決定的な)←critic(評論家)がcritical(決定的な)critique(クリティーク:評論)をする。でまとめて覚えましょう!パート7で専門家が本の感想書いてる記事の問題で出ます。
名詞 パート5で「–alで終わるものは形容詞!」と覚えている人を対象にひっかけ問題が出されるので、だまされない為に以下の言葉は「名詞」と覚えておきましょう!
Festival(祭り)←fest(謝肉祭)tival(的な)。
Material(原料) 日本語でも「マテリアル」という言葉になってますね。「会社の材料」という意味で「人材」という意味もあります。
Proposal propose(提案する)al(こと)→「提案」という意味。
Appraisal(評価)
referral
terminal (端末) termは「限界」という意味。つまり「終わり」→「端末」→「ネットワーク上の端末にあるもの」→「パソコン」ですね。又は「電車の終点」「空港の発着の建物←端にあるので」、基本は「端」と覚えておくといいでしょう。
接尾辞-ate
-ateこれは厄介な接頭辞です。いろんな品詞をつくります。最後の「ate」を「エイト」と発音する時は主に動詞、まれに名詞。「イット」と発音する場合は形容詞の意味になっています。
名詞
Candidate(候補者) 選挙の立候補者という意味もありますが、TOEICにおいては採用試験の選考に残っている人の意味で使います。
Certificate(証明書)←cert(確か)fy(する)cate(こと)。 Certify(~を認定する)も覚えましょう!
動詞
Educate(~に教える) education(教育)は日本語でも聞いた事あることがあると思うので、そこから連想して覚えましょう。
Anticipate(~を予想する) antiは「逆に」の他に「先に」という意味があり、cipateは「とる」という意味があります。Part(一部)をcipate(とる)→participate(参加する)を参照下さい。
Evaluate(~の価値を見積もる)←e(ex:外に)value(価値)ate(する) evaluation(見積)も覚えておきましょう!
形容詞
Appropriate(適切な)←ap(に)proper(自分自信)ate(する)。 最後が「エイト」ではなく「アプロプリエット」となっている事にご注意! Proper(自分自信)のty(もの)→property(資産)を参照下さい。
Accurate(精密な)←ac(に)注意を払う(curate) accurately(精密に)も覚えましょう!
Considerate(思いやりのある)←consider(考慮する)ate(状態)。他人の事を考えられる人は「思いやりがある。」と覚えましょう!
接尾辞-ant形容詞
Important(重要な) import(輸入)はimportant(重要だ)と覚えましょう!
Significant(かなりの数量の) signify(知らせる)ことがcant(できない)くらい多い。とこじつけて覚えましょう!
接尾辞-ly 副詞を作ります。
「名詞」「動詞」「形容詞」以外のモノを「副詞」と呼んだので、「その他」と言い換えてもいいくらいです。
また副詞といってもいろんな役割を持つ副詞が存在します。「副」つまりサブキャラクターなので、無くても文の意味は伝わるのですが、文の様子をダイナミックに伝えてくれる働きがあります。
ここで扱うのは-lyで終わる副詞です。このlyは「形容詞」に必ずくっついていますので、形容詞の意味も一緒に覚えてしまうと、一石二鳥ですね!
強調のために使われる副詞
Actually(実際に) actual(実際の)ly(に) 日常会話の話始めによく出て来ますね。
Absolutely (絶対に) absolute(絶対的)ly(に)
Surely(確かに) sure(確か)ly(に)
Certainly(確かに) certain(確かな)ly(に)
Additionally(さらに) additional(追加の)ly(に)
Especially(特に) especial(特別な)ly(に)
Exactly(まさしく) exact(ちょうど)ly(に)
頻度を表す副詞
Frequently(頻繁に) frequent(頻繁な)ly(に)
Alternately(交互に) alternate(交互の)ly(に)
Temporarily(一時的に) temporary(一時的な)ly(に)
程度(どれくらい、どのように)を表す副詞
Entirely(全体的に) entire(全体的)ly(に)
Perfectly(完全に) perfect(完全な)ly(に)
Thoroughly(完全に) thorough(完全な)ly(に)
Nearly(ほぼ=近くに) near(近い)ly(に)
Generally(一般的に) general(一般的)ly(に)
Ultimately(究極に) ultimate(究極の)ly(に)
Probably(おそらく) probable(ありそうな)ly(に)
Immediately(すぐに=即座に) immediate(即座の)ly(に)
Punctually(時間通りに) punctual(時間通りの)ly(に)
Separately(別々に) separate(別々の)ly(に)
Properly(適切に) proper(適切な)ly(に)
Spontaneously(自発的に) spontaneous(自発的な)ly(に)
時を表す副詞
Recently(最近は) recent(最近の)ly(に)
Lately(最近は) late(最近の)ly(に)
Currently(現在は) current(現在の)ly(に)
Previously(以前は) previous(以前の)ly(に)
-lyが付いているのに、形容詞になっているもの。
Friendly(友好的な)
Timely(適時の)
2イニング目 「頭に付く言葉」(接頭辞)だけで意味は半分わかる
TOEICはいいピッチャーと同じでわざわざ難しいボール(難しい単語)を投げて(出題して)来ます。
この難しいボール(単語)を攻略する為には、頭にくっつく接頭辞やお尻にくっつく接尾辞をいうものを覚えておくと便利です。
いいバッターはピッチャーの癖を見抜いて、次に投げる球種を予測します。この癖にあたるのが接頭辞ですね。接頭辞はその単語の意味がどんなものなのか、頭にくっ付いてあらかじめ意味を予告してくれています。これら接頭辞の意味を知っているだけで、見た事ない単語でもだいたいどんな意味の単語なのか予測する事が出来ます。
ここでは、メジャーな接頭辞をいくつかご紹介しますので、接頭辞ごとにどんな意味の単語が出来ているか考えながら覚えて行きましょう!
接頭辞ex-
Ex-には「外」「十分に」という意味があります。これが付いている単語は何か「外」のイメージが付いているので、その癖を見破って、攻略しましょう!
Exit(出口)外に出るところだからですね。
Expansion ex(外に)pand(広げる)sion(こと)→「拡大」。 「事業を大きくする。」という意味で使います。
Excursion(遠足) 「遠足」は外に出るので、exが付いてますね。
Expedition(旅行) ex(外に出す)pedi(足)tion(こと)→「遠征」→「旅行」。Expediteは「~を迅速に遂行する」の意味。
Exhibit(展示会)ex(外に)hibit(持たれる:haveに似てますね)→「展示」 同じ意味でexhibitionもあります。大規模になるとexposition(エキスポ:博覧会)、小規模はshow(小展示会)です。
Excavation ex(外に)cave(ほら穴を掘る)→「掘削」excavateは「掘削する」 digも「掘る」という意味なので一緒に覚えましょう。 TOEICではexcavation site(掘削現場)でよく出ます。
Executive ex(外まで)cute(ついて行く)tive(人)→「取締役」ですね。代表取締役は(CEO)Chif Exective Officerですね。
Exist(存在する) ex(外に出て)sist(立つ)ので
Excerpt(抜粋) 新聞記事をex(外)に抜き出すので。パート7で良く出ます。
Experience(経験) ex(十分に)peri(試してみる)ence(こと)
Experiment(実験) ex(十分に)peri(試してみる)ment(こと) お尻の言葉が違うので意味も違って来ますが、語源は一緒ですね。
Explain(~を説明する) ex(十分に)plain(分かり易い)状態にする。
接頭辞re-
Re-には「再び」という意味と「強調の働き」があります。
Remind re(再び)mind(気付く)→「思い出させる。」という意味ですね。イベントの数日前に再確認の為にreminder(思い出させるもの)として参加者にemailを送ったりします。
Remove(~を取り去る)←re(再び)move(動かす)
Release (解き放つ)←re(再び)lease(緩める) leaseはloose(緩める)から来たと考えれば覚えやすいRequire(~を必要とする)←re(再び)quire(求める) needを難しく言う時に使う。社員募集の広告でRequirements(必要条件)という言葉が出るので、ついでに覚えましょう!
Repair(~を修理する) ←re(再び)pair(用意する) fix(固定させる→修理する)に言い換えたりします。
Recommend(~を推薦する)←re(大いに)commend(勧める) recommendation(推薦)も覚えましょう!
ですね。また「縛りを緩める」という解釈でleaseは「~を貸す」という意味に発展して行きますね。
Resurface(再浮上する)←re(再び)surface(水面に出る)
Reimburse(~を払い戻す) 社員が主張費用を立て替えて、払い戻しを受ける時に使います。Reinbursement(払い戻し)もついでに覚えましょう!
接頭辞 trans-
Trans-は「越えて」「別の状態へ」というイメージが含まれた言葉を作ります。
Transform(~を変形させる)←trans(別の状態)form(形) トランスフォーマーtransformerはここから来てますね。
Transfer trans(越えて)fer(行く)→移転
Transportation trans(越えて)port(運ぶ)→「輸送」となります。ポーター(porter)は荷物を運んでくれるボーイさんの事ですよね。
Transcript trans(越えて)script(書く)→「転写」「コピー」ですね。
Transmit trans(越えて)mit(送り出す)→「伝達する」ですね。「伝達」はtransmissionです。
Translate(翻訳する) 「別の状態にする。」というイメージですね。
接頭辞en-
En-「~にする」「~の中に入れる」という意味があります。
Enlarge(~を大きくする)←en(する)large(大きい)
Enroll(~を入学させる)←en(中に入れる)roll(名簿) enrolment(入学)も覚えましょう!
Ensure(~を保証する)←en(する)sure(確かに) パート5で出る
Enhance(~を高める) 力、精度を高める時に使います。 パート5で出る
接頭辞pre-
Pre-は「前」という意味含まれた言葉を作ります。
Prepare(~を準備する)←pre(前もって)pare(用意する)
preview (予告編)←pre(前に)view(観る)。 Preview(予告編)ous(的な)→Previous(前の)
接頭辞co-
Co-には「共同の」という意味があります。
Coworker(同僚)←co(共同の)worker(仕事する人)
colleague(同僚)←co(共同の)league(同盟)
Cooperation(共同組合)←co(共同の)operation(操業) 日本語の「コープ」と同じ意味です。
接頭辞con- com-
con- com-には「完全に」という意味があります。
Complete(~を完成させる)←com(完全に)plete(する)。 動詞として覚えがちですが、同じスペルのまま形容詞「完成した」の意味もあるので、パート5で好んで出されます。つまりcompletedという形にしなくてもcompleteのまま使えるという事です。Completion(完了)Completely(完全に)も覚えましょう!
Computer(精密に計算するもの)なので、Computeで「精密に計算する」という意味です。つまりコンピューターとは「計算機」というのが根本の意味なんですね。
Confirm(確かめる) con(完全に)firm(かたい)→「確かめる」ですね。Confirmation(確認)も覚えましょう!
Consume(消費する) con(完全に)sume(取る)→「消費する」ですね。Consumption(消費)も覚えましょう!
Conclude(~と結論づける) con(完全に)clude(閉じる)。Conclusion(結論)もついでに覚えましょう!
否定の接頭辞
un- in- im-は「不」「無」「未」「否」と同じで否定の意味があり、くっついて元の言葉と反対の意味の言葉を作ります。
Incorrect(不正解)←in(不)correct(正解) 構造が日本語と同じですね。
Unfortunately(不運にも)←un(不)fortunate(幸運)ly(に) パート6で出ます。
Unveil(明らかにする)←「ベールで包まれなくする」←un(無くす)veil(ベール:幕で覆う)
Uninterrupted(絶え間ない状態)←un(ない)interrupt(間に入って邪魔する)ed(される)
Unwilling(~する気がしない状態)←un(ない)willing(喜んでする意志がある)
Inconvenient(不便な)←in(不)convenient(便利な) 故障中の自販機に貼紙でSorry for the inconvenience(ご不便おかけして申し訳ありません。)という使い方でパート7でよく見かけます。
Incredible(素晴らしい)←「信じられない」←in(ない)credit(信用する)able(できる) unbelievableと同じ成り立ちの言葉ですね。意味も似ています。
Informal(略式の)←in(非)formal(公式の) casual(普段の)と似た意味です。
Insufficient(不足している状態の)←in(不)sufficient(十分) enough(十分な状態の)とは逆の意味ですね。
Impair(価値を損なう)←pair(対)が正常な状態なのに、その状態でim(なくなる)。
Unlock(開錠)←un(ない)lock(鍵をかける) 施錠していない状態を表すならunlocked(鍵かけられていない)を使います。
Unfamiliar(なじみのない)←un(ない)familiar(親しい) be unfamiliar with this area(この土地は良く知らない)という使い方をします。Withを使う事を覚えておきましょう!パート5で出ます。
開幕(はじめに)
はじめまして、桑田真澄さんのモノマネをさせて頂いております桑田真似といいます。
この記事を読んで頂いたのは、恐らく表紙を見て「なんだこの人?」と興味を持って頂いた方が多いかと思います。普段私はモノマネと企業様向けにTOEIC対策の出張授業をさせて頂いております。
「どっちが本業なの?」と聞かれる事が多いのですが、「どちらも本業です。」と答えております。
英語も好きですし、桑田さんの生き様も好きなので、どちらも多くの人に伝えて行きたいと思っています。
僕は中学から現在に至るまでずっと英語の勉強をしている訳ですが、その間何度も「あ~、やっぱり難しいや」と挫折を味わいました。TOEIC受験をしている時も、「こんなにやっても満点採れないから、能力的に無理だ。」とやる気を無くした時もありました。
私がモノマネさせて頂いている桑田真澄さんは皆様もご存知、プロ野球界の大エースでな訳ですが、そんな桑田さんでも挫折を何度も味わって来られました。僕の挫折とは比べ物にならない位大きな壁に当たっても、「目標に向かって行く姿勢が大事だ。」という信念を持って転んでも転んでも起き上り、数々の試練を乗り越えて来られました。その姿勢が僕の英語の勉強に対する取り組みにも通じている事に気付いたのです。
また、桑田さんがメジャーリーグでプレーされている時、普段の生活では常に電子辞書を持ち歩き、分からない言葉があったらすぐ調べるという勉強スタイルが僕と似ていると思えました。そんな桑田さんは野球においては力で押して行くのではなく、状況、相手の能力を冷静に判断して打者を打ち取る「投球術」を持っておられます。僕も英語においては、ただがむしゃらに丸暗記して行くのではなく、語源やスペルの特性を利用して効率的に覚えて行く「記憶術」というものをTOEIC受験勉強を通じて思いつきました。
僕は特に記憶力が良かったり、英語が元々得意ではありませんでした。嫌いではなかったのですが、どうも単語のスペルを覚えるのが苦手で、苦労していたのを覚えています。特に高校の単語はスペルが長いものが多く、Effectivelyという単語にしても、日本語訳は「効率的に」と丸暗記させられるだけでした。でも、effectが「効果」、tiveが「的」、lyが「に」という意味があると分けて覚えていれば次にrelativelyという新単語を覚える時に、tivelyの意味は既に知っている訳ですからrelaだけ覚えればいいわけですから比較的効率的に覚えて行く事ができますよね。
こんな風に単語を考えられるようになったのは、高校卒業して10年以上も経ってからでした。僕がTOEICの勉強にアクセクしていたある時、ふとtogetherという言葉が目に付き、分けて考えてみたのです。Together→to get her 。。。her(彼女を)get(手に入れる)to(事)。。。なるほど、だから「一緒に」という意味になるんだ!と妙に納得したのです。
しかし、後で辞書を調べてみるとto gather(集めること)が語源とありました。でも、自分としてはto get herと覚えた方がしっくりくるなぁ~。と思い他にも、分けて考えられないかと目についた単語を分けてみたら、dressingだとdress(着飾らせる) ing(こと)→「サラダを着飾らせるもの」でドレッシングか!と納得出来ました。
こうやって、納得できる語源を自分で見付けて行けば覚えやすいのでは?と思ったのです、特に長いスペルの単語は必ずといっていいほど、分けて考える事が出来ました。また、分けられない単語は、知っている言葉から連想で覚えたり、本物の語源をたどって、その成り立ちのエピソードから単語を「心」で覚えて行くと忘れにくいという事にも気づきました。そうやって僕はTOEICに出てくる単語3000語を毎日20語ずつ、150日にかけて覚えて行きました。もちろんTOEICは文法力もリスニング力も必要になって来ますが、3000単語を覚えるだけでも高得点取得の大きな助けになったと思いますし、日常会話でも使えるので覚え甲斐があったと思います。
この本では、そうやって僕が見付けて来た単語の内、よくTOEICに登場する単語ベスト525を「覚え方別」に整理してご紹介させて頂いています。この525単語を覚えるだけでTOEIC600点は採れます!騙されたと思って毎日コツコツ通勤通学の電車で1イニング(章)ずつおさえて行ってみて下さい!9イニング完投勝利する頃にはボキャブラリーが自然と身についているでしょう!
桑田真似式単語記憶術プレーボールです!
1イニング目 「語源」を制するものは単語を制する
まずは語源です。日本語でも何気に「こんにちは」と日常言っていますが、「こんにちは」なのか「こんにちわ」なのか書くとどっちなのか迷われた事はないでしょうか?
そんな時は語源を考えてみれば覚えやすい時があります。もともと「こんにちは」とは「今日はお日柄も良くご機嫌うるわしゅうございます。」などの長い挨拶でした。この長挨拶の頭の部分だけが残って「こんにちは」となりました。という事なので「今日わ」ではなく、「今日は」が正しい訳だと納得できますよね。このように、言葉の成り立ちエピソード、つまり語源を念頭において覚えていくと「あれ?この意味なんだっけ?」と迷ってしまった時に思い出す「きっかけ」にする事ができるのです。
では、以下の語源は何なのか選択肢のワードをヒントに考えてみましょう。
※このイニングに単語が少なかったので、前に送らせてもらった語源のリストから使えそうなのを足しておきました。このイニングはTOEIC単語よりも、語源は面白い!と思ってもらいたい。という目的で単語をチョイスしました。
Breakfast(朝食)break(壊す) fast(断食祭) お祭りの事をfestivalといいますね。それから断食祭りをfestと呼ぶようになり、断食(fest)を続け翌日朝に、それを破って初めて採る食事がbreakfast(朝食)なわけですね!
Business(経済) busy(忙しい)ness(事) やっぱり経済というのは忙しいイメージなのですね!
Question(質問) Quest(探究する) tion(事) 探究するのは、質問・疑問を持っているからなんですね。
History(歴史) his(彼の)story(お話) 昔は男が歴史を作っていたんですね、結構言語というのは男目線の単語が多いんです。
river(川) rive(引き裂く)+er(物) 大地を引き裂く物。つまり川
Telephone teleとは「遠い」の意味なのでtelephonedでphone(音)をtele(遠く)に伝える道具ということで「電話」。他にもtelevision(遠くに画像を伝達)やTeleport(遠くに移動)も納得ですね。
cocktail(カクテル) cock(雄鶏)のtail(尻尾)をさして「アルコール入りですよ。」という印としたのでcocktail。
screwdriver(スクリュードライバー) ねじ回し(screwdriver)を使って混ぜたので。プラスドライバー Phillips screwdriver マイナスドライバーFlathead screwdriver, slotted-, flat-bladed-
Forest(森)restは「休む」という意味なので、for rest で「休むためのもの」で、「森」となりますね。
Suddendeath(サドンデス) Sudden(急な)death(死)からサドンデス
Drawer(引き出し) draw(引く)er(もの)→「引き出し」ですね。
Rear 「リアカー」のリアですね。つまり「後ろ」という意味です。あれは後ろに引っぱって行く車という意味だったのですね。
Salary(給料) salt ローマ時代 兵士は塩を買う為にお金を貰っていた
Campaign(選挙運動) camp(野営地)という言葉が入っているように、元は軍隊用語でした。それが「戦場」のような組織的活動のイメージから「選挙活動」という意味が生まれました。なのでcompany(歩兵中隊→仲間)という言葉はスペルが似てますね。
Interest(利子) 元々は「利子」という意味でした。利子に興味があるので、「興味」、更に「~に興味を持たせる。」という言葉になりました。
Figure(フィギュア) 元は「形」という意味です。人形を「フィギュア」と言いますね。フィギュアスケートは元は、滑って氷についた形の美しさを競う競技でした。「形」→「具体的なもの」→「数字」と意味が発展して来ました。TOEICではsales(販売)figures(数字)という意味でSales figures(売り上げ高)という言葉が出て来ます。
Column(コラム:寄稿欄) 元は「円柱」という意味で、円柱の形のような「縦の行」を意味し、今では「縦の記事」の意味を示すようになりました。
Remaining(残り) remainは「維持する」という意味で、ingを付けてremaining(残り)となりました。The remaining 18%と言うふうに使います。この様に元は動詞でingを付ける事で名詞に転職してしまった単語は結構ありますよね。例えばmeeting(会議)、building(建物)flouring(床板)などありますね。
Surroundings(環境) surround(取り囲む)ing(こと)s(たち)ということで「回りを取り巻くもの」→「環境」となりました。
Cafeteria(食堂) caféはフランス語で「酒類を出す軽食堂」でした、そこから発展してセルフサービススタイルの食堂という意味になりました。
Shoelace(くつひも) shoeは「靴」、laceは「飾り」なので、「靴を飾らせるもの」で、「靴ひも」です。
Captain(主将)capは「帽子」、tainは「手に入れる」なので、昔はリーダーは特別な帽子を被っていたんですね。例えば、料理長が他のシェフより長い帽子を被っているのも同じ理屈でしょうね。ちなみにchefはフランス語で「チーフ」の意味です。英語ではchiefつまり「主任」です。こうやって関連する言葉もついでにどんどん覚えて行きましょう!
Folder(フォルダー) Fold(折る)er(もの)つまり「折りたたんでしまっておくものなんですね。」カナカナで書くと、「フォルダ」ですね。パソコン使う人なら既に知っている言葉なんです。
Binder(バインダー) Bind(挟む)er(もの) まんまですね(^^;)
Wonderful(素晴らしい) Wonder(疑問に思う)ful(いっぱい) 疑問を持つという事は、知る喜びが待ってる。。つまり「素晴らしい」事なんですね!
Cancer(癌) cancerと言いますが、大病のcancer(癌)と同じスペルだという事に気付いた人もいるかと思います。これは「癌をとりまく血管がカニの形に似ている事」から。
Because(なぜなら) cause原因にby(よって)なのでbecase(だから)
Bullet(弾丸) Bull(雄牛)+let(小さな)=Bullet(弾丸)。「小さな闘牛が飛んでくる」感じなのですね。
ちなみに「短いニュース」はBulletin「弾丸が入って来ました。」という感覚ですし、Bullet train(新幹線)は速いから「弾丸列車」と表現します。
web(ウェブ) スペルはweb で、クモの巣の意。ネットワークがクモの巣状に張り巡らされているからですね。網の上にホームページが乗っかってる感覚なので、on the web siteとonを使って表現します。
white paper(白書) イギリス圏の政府の報告書は表紙が白色なことから
kid(冗談をいう) Kid(子供)のする事は「ふさげる」「冗談をいう」なんですね。
Influenza(インフルエンザ) 天体が影響を及ぼす。という迷信から「influence(~に影響を及ぼす)」から派生しました。略語は flu豚インフルエンザは swine flu という。
slot machine(スロットマシーン) コインの入れ口がslot(切れ目)だから
英語ではありませんが、他の言語の語源も知っておくと面白いですよね。
かぼちゃ カンボジアから
セリフ カタカナなので外来語と思いきや、(競り言ふ) 舞台詞が語源
ピンキリ ポルトガル語pintaは1-cruzは10。ピンハネ。サンタクロースはSt. Nicolaus(英語:St. Nicholas)。
アルファベット←αβ ギリシャ語のアルファとベータから
Apple社のマーク 情報の最小単位byteとbite(ひとかじり)を掛けて作りました。
土壇場 昔の首切り場。 「土壇場で」つまり「最後の最後で」という意味ですよね。