- 開幕 はじめに
- 1イニング目「語源」を制するものは単語を制する
- 2イニング目「頭に付く言葉」(接頭辞)だけで意味は半分わかる
- 3イニング目「お尻に付く言葉」(接尾語)で品詞を見抜く
- 4イニング目「和製英語」を活用する
- 5イニング目 知っている単語から「連想」する
- 6イニング目「反義語」「類義語」はついでに覚えてしまう
- 7イニング目 単語を「分解」してみる
- 8イニング目 TOEICの「好み」を狙い撃つ
- 9イニング目 TOEIC常連言葉達
- After the Game(あとがき)
- おまけ
6イニング目「反義語」「類義語」はついでに覚えてしまう
全ての物には両極があります。Hotがあればcoldがあり、勝利チームがいれば必ず負けチームが存在します。Outstanding(目立つ)清原君がいればmodest(控えめな)僕がいる訳です。
片方を覚えたら「ついで」にもう片方を覚えると、それが「きっかけ」になって覚えやすいですよ!
Comedy(喜劇) tragedy(悲劇) スペルが似てるので一緒に覚えてしまいましょう!
Encourage(~を奨励する)←en(与える)courage(勇気)
Discourage(~にやる気をなくさせる)←dis(奪う)courage(勇気)
Departure(出発)Arrival(到着) 空港の掲示板でよく見かけますね。
Hire(~を雇う) fire(~を首にする) 音が似ているのでパート2でよく出ます。
On duty(勤務中) off duty(非番の状態) duty(税金→義務)にon(接触)しているのか、off(離れている)しているのかという事ですね。
Previous(前の) following(後の) preは「前」followは「後に続く」という意味がありますね。
Update(~を最新にする) outdated(時代遅れの) 品詞が違うので真逆ではないですが、upとoutの対比で覚えましょう!
In shape(体調がいい) out of shape(体調が悪い) 特にout of shapeは「太っている」の遠回しの表現でパート3に出ます。
Supply(供給) demand(需要) 日本語でも「需要と供給」と同じ対比をしますね。特にdemandingは「要求が多い」という意味でthe demanding boss(要求の多い上司)というフレーズでパート5に出ます。「「供給のイメージから、「栄養を供給するもの」→Supplement(栄養補助食品)、Supplemental(補足の)という言葉も覚えてしまいましょう!
Promote(昇進する) demote(降格する) promotion(昇進)demotion(降格)もついでに覚えましょう!
Increase (増す) decrease(減る) パート5でincreasing number(増つつある数字)decreasing number(減りつつある数字)という使われ方で登場します。
Include(含む) exclude(除く) inclusive(総括的な) exclusive(排他的な)も覚えておきましょう!
Work(機械がうまく作動する) malfunction(機械がうまく作動しない) function(機能する)にmal(ない)という言葉がくっついています。
Retail(小売り) wholesale(卸売り) パート5常連の単語です。 Wholeというのはホールケーキwhole cakeのwholeで「全体」という意味があります。Hole(穴)とは違うのでご注意!
Employer(雇い主) employee(雇われる人:社員) employは「~を雇う」という意味なので、er(する側)かee(される側)かで語尾が変わって来ますね。
Gain (進む→太る) lose(失う→痩せる) gain weightやlose weightとも言います。
Interior(内装) Exterior(外装) インテリアは日本語にもなっていますね。Inの逆のexを付ければ「外装」という意味になることを覚えておきましょう!
Merchandise(売ってる商品) purchase(買った商品) パート7でよく出ます!
Surplus(越えてプラス→黒字) deficit(欠如→赤字) パート5でよく出ます!
●類義語もついでに覚えてしまう
似ている意味の言葉も、ついでに覚えてしまうと楽です。類義語は反義語と違って、成り立ちが違う単語でたまたま同じような意味に辿りついただけなので、スペルが似ていないのが特徴です。
特にTOEICでは「これ同じような意味だったの?」という単語の言い換え問題が多く出ます。
バントとスクイズはやっている事は一緒ですが、目的が違ってきますよね。このように、意味は似ているけども使う目的が違って。同じ野手といっても外野の選手は守備範囲が広く、内野の選手はそれに比べ守備範囲が狭いですよね?それと同じで意味が似ていますが守備範囲が広い単語、守備範囲が狭い単語という違いがあったりします。
これらの守備範囲に注意しながら覚えて行きましょう!
Anticipate(予測する) Predict(予期する) Expect(期待する)と日本語にしても似ている言葉なので注意しましょう!
Concerning(~を気にかけている→~について)、regarding(~を考慮に入れている→~について)
In response to(~に対しての返答として→~について)、 in regard to(~に対しての配慮において→~について)全て「~について」と訳せます。Aboutより難しく言いたいので、TOEICのEメールの文頭で「~についてのEメールかを説明する時によく出ます。
Expire(期限が切れる)lapse(効力が失効する) スポーツジムのmembership(会員証)の期限の問題でパート7で出ます。
stop in(止まって入る) drop in(落ちて入る)stop by(止まってそばにいる) drop by(落ちてそばにいる)全て「立ち寄る」という意味です。特にDrop(落ちる)からは想像しにくいのでdrop inがよく使われます。
brochure leaflet pamphlet 全て日本語で「パンフレット」という意味です。発音が聞きなれないのでbrochure(ブローシュアー)がよく出ます。
Itinerary(アイテネラリー:旅程表) agenda(アジェンダ:旅程表)どちらも発音もスペルもトリッキーなのでリスニングでもリーディングでも出ます。特にagendaは「議題達」という意味もあるのでご注意!