【大谷翔平×ペドロマルチネス】「強打者と対戦する時にどこ見て、何考えてるんですか?」

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【大谷翔平×ペドロマルチネス】インタビュー(日英字幕)通訳:水原一平「強打者と対戦する時にどこ見て、何考えてるんですか?」興味津津な質問攻めに丁寧に答えるオオタニさん。バッサリちょい足し通訳テクニック

1.挨拶

はいどーもーTOEICチーフコーチ補佐の桑田真似です。

今回も大谷翔平選手とレッドソックス永久欠番45のペドロ・マルチネスさんとの会話の解説をさせて頂きます。

ペドロさんは219勝している大投手でして松井秀喜さんとも対戦した経験があるんですね。

ちなみに対戦した結果、こうなっているんですけども。

こういう経験があったせいなのか、ペドロさんは松井さんをリスペクトしているんですね。

そして松井さんと同じくらい評価しているのが大谷選手なんですね。

今回もショウヘイオオタニさんに興味津津で質問しまくるペドロさんの英語と、そのやりとりを通訳する

一平さんの通訳テクニックを解説させて頂きますのでよろしくお願い致します。

 

2.強打者への対策は?

それではまずはこちらからご覧下さい。

Does it come across his mind you know the approach he takes 

when he’s pitching against a guy like Aaron Judge?

アーロン・ジャッジのような選手に投げる時は、どんな対策が頭に浮かびますか?

 

はい。まずこのcome acrossは通常「偶然出くわす」という意味で使われるのですが、他にも「思い浮かぶ」という意味も

あるんですね。今回はその意味で使われています。そして次のhis mindなのですが、ちょっと違和感感じないでしょうか?

横にいるショウヘイに質問しているのだからyour mindにすべきだと思わないですか?

 

それをhis mindにしているのは、ペドロさんが通訳の一平さんと会話している意識になっているからなんですね。

普通通訳というのは空気や影のような存在で、目立たないのですが、一平さんのメジャーにおける知名度と人気が凄いので、

市民権を得まして、ペドロさんは通訳Aさんに通訳をお願いしているのではなく、一平さんにオオタニ君の事を聞いているという感覚に

無意識のウチになってしまっており、その結果yourではなくhisを使っているんですね。

 

この後のthe approach he takesの時もそうですね。youではなくheになってますね。

ちなみにこのアプローチというのは日本語のアプローチのままでも通じるかと思うのですが、この場面からして対策とか対処法と

訳せばいいかと思います。そしてwhen以下では2017年にホームラン王になったアーロン・ジャッジを例に出して

強打者と対戦する時に、どんな事を考えているのかを尋ねているんですね。

 

もしかしたら現役時代に松井秀喜さんという強打者と対戦した時のご自分の心境と重ねているのかもしれないですね。

 

3.バッター心理をどうやって読みますか?

では引き続き、ペドロさんの質問が続きます。どうぞ

 

When you’re hitting it’s like you have to make the adjustment,

read the thought process and at the same time hit the ball 

hit it with power, hit for average. How difficult is that? 

もちろんピッチャー心理、バッターの心理は分かっていると思うんですけど、

ジャッジみたいなパワーヒッターと対戦する時は自分はパワーヒッターなので、

ある程度、バッターの心理とかは読んだりすると思うんですけど、

そういうのはどう上手くやってるんですか?

 

前回の動画でもお伝えしたのですが、ペドロさんはドミニカ出身でスペイン語が母国語なので、若干英語の発音が

聞き取りにくくなっていたり、単語の順番が「あれ?」って思う時があるんですね。

僕だったら「それどういう事?」と聞き返したくなる所でも一平さんは話の流れから、自然な日本語に通訳して

滞りなく大谷選手に伝えております。

 

最初の「もちろんピッチャー心理、バッターの心理は分かっていると思うんですけど、」のところなんかはペドロさんは

一切言ってないんですね。この前置きを入れた方が伝わり易いと瞬時に判断して、ちょい足ししてるんですね。

一行目の最後のadjustmentは「適応」という意味ですが、これを一平さんはどう訳しているでしょうか?

最後の「そういうのはどう上手くやってるんですか?」と訳しているんですね。「適応」だと硬いので「上手くやる」に

置き換えています。しかもペドロさんの最後のHow difficult is that?の意味にもなっているんですね。

 

つまり、you have to make the adjustment,とHow difficult is that?をまとめて訳してしまっているんですね。

そしてread the thought process and at the same timeのところは「ある程度、バッターの心理とかは読んだりすると思うんですけど、」

と訳してますね。

 

しかし、その次のhit the ball hit it with power, hit for average.は訳さずにバッサリ端折っているんですね。

ここを僕が訳すとなると「思いっきりバット振るのか、打率稼ぎの振り方するのか」となりますが、そのあたりは必要ないと判断

したのでしょうね。

こんな感じで、今回も一平さんのバッサリ、ちょい足し、まとめのテクニックが垣間見えますね。

 

4.大谷選手の答え

では、この長い質問に対して大谷さんはどう答えたのでしょうか。見てみましょう!

 

どうなのかというのは、よく考えます。その回球だったりとか、

例えばカウントによってだったりとか、自分だったらどういう風に

自分と対戦した時にプロセスを踏むかというのはよく考えるので

まぁプレーしている時にはそういう風に考えます。

Yeah, he puts himself in like the batter shoes and 

see what he would do in certain counts and certain pitches,

and that he does think about that when he’s pitching in etc. so.

 

はい。まずここで素敵な言い回し出ましたね。he puts himself in like the batter shoes

は直訳すると「彼は彼自信を打者の靴の中に入れます。」になり、「打者の立場に立って考える」という意味になるんですね。

この靴の中に入れるという言い回しは英語独特の表現なんですね。

 

そしてここで注目すべきはwouldですね。willではなく何故wouldを使っているかですね。

これはまた出ました。仮定法なんですね。これは「もし自分がバッターだったのなら」という今起こっていないシチュエーションを

仮定してしゃべっているので、wouldを使っているんですね。see what he would do in certain counts and certain pitches

の後にif he were a hitter.が隠れていると考えると分かりやすいかと思います。

 

「〜だったら、〜してただろうな」と言いたい時にwouldを使うと覚えておくといいでしょう。

仮定法と言うとなんか難しく聞こえますが、実は日本語でも〜だった。〜してた。

と過去形を使っていますよね。なので、今の現実として起こっていないものは

過去形で表現するという感覚は日本語も英語も一緒でして、既に僕らも日本語においては仮定法を無意識に使いこなせているんですね。

 

しかし、とっさにwereとかwouldを使いこなすのは慣れていないと難しいんですね。

このあたりさらっと使うのはさすがバイリンガルの一平さんですよねー

 

5.ペドロさんのリアクション

はい。こんな感じの大谷選手の回答を聞いてペドロさんが一言いいました。見てみましょう。

It is amazing.

 

それは凄い!

という事ですね。「凄い思考してんなー」と、関心したんでしょうね。

ピッチャーだからこそ聞いておきたいポイントだったんでしょう。このペドロさんの顔、本当に嬉しそうにしてますよねー。

 

6.最後の挨拶

はい。という事で今回も深く掘り下げて解説させて頂きました。

このペドロさんとのやりとり全部をご覧になりたい方は今右上のタグが出てるかと思いますが、こちらをクリックすれば

すべての会話動画に飛べますので、興味ある方はご覧頂ければと思います。

そして、今後もこの会話のやり取りを深堀りして解説して行きますので、続きをご覧になりたい方は是非チャンネル登録して

新しい動画のアップしたら分かるように通知をオンにしておいてもらえればと思います。

という事で、今回も最後までご視聴ありがとうございましたー!

https://youtu.be/SPx2JTF4_lE

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