ラインナップ

大谷翔平インタビュー徹底解説【日英字幕】チームの援護に感謝!

最後は自分でサヨナラホームイン✰

NYで意地悪ボール判定( ノД`)

それでも逆転できたのはチームメイトとファンのおかげ!

カリスマ通訳:水原一平

解説の方させて頂きます!

今回も非常に勉強になる一平さんの言い換えのセンス、チョイ足しテクニック、バッサリ術が満載でしたので、

是非この解説を最後まで見て頂いて、もう一度インタビューを聞いた時に、インタビューの印象がどれだけ

変わっているかを体験して頂ければと思います。

ではよろしくお願い致します!

Jose is standing by with Shohei and Ippei.

ホセが翔平と一平とスタンバってくれております。

まず実況の方がグランドにいる大谷選手と通訳の水原一平さんのそばにいる、インタビュアーのホセさんい呼びかけました。

「翔平と一平のそばにいるホセさーん」って感じですね。

もうアナウンサーさんやチームメイトさんからはチームの一員として水原一平さんは定着している感じがしますね。

Guys, take it away

皆様、ご覧ください。

このtake it awayは恐らく話し言葉やスラングなんでしょうね。普通は「持ち帰る」「取り出す」「引き算する」などの

意味になると思うのですが、状況からしてtake a look(ご覧下さい)とかcheck it outの使い方に近いかと思います。

Thanks Darren. Well, first of all, this team coming back again for Shohei Otani.

What does he see and this team being able to do those come backs like in New York and now tonight?

まぁ、前回の試合も今日もすごい逆転劇だったんですけど、その原動力となっているのは何でしょうか?

ここで注目すべきはcome backですね。これで「逆転する」という意味になりますね。

まず、Darrenさんありがとう。と実況席からこちらに呼びかけてくれたアナウンサーのDarrenにお礼を言いましたね。

続きましてWell, first of allですが、えっと、まず初めに〜ですね。「2つ目に」だったらsecond of allとなりますね。

this team coming back again for Shohei Otani.

このチームは翔平大谷の為に逆転しました。つまり、ピッチャーを勝たせる為にに点をとってくれたという情景が

思い浮かびますね。

What does he see、これは「彼は何を見た」と1見思いがちですが、このseeには「見る」意外に沢山ありまして、「分かる」とか「考える」

「付き合う」という意味もあるんですね。この場合ですと「考える」という意味でとらえた方が分かりやすいですね。

か、What does he thinkという質問ですね。この時youにすべきなんですが、ホセは通訳の一平さんと会話しているような感覚だった為、

「彼はどう思ったんでしょうか?」と一平さんに聞いてしまっているのでWhat does he seeと言ったのだと思われます。

そしてand this team being able to do those come backs like in New York and now tonight?

このand ですが、aboutととらえた方が理解しやすいかと思います。実際はandと言っているんですが、文字にしたら文法的には変なので、

気になる方はaboutととらえた方が納得しやすいと思います。しゃべり言葉はこういう些細な間違いといいますか、個人の言い回しに

なりがちですよね。

this teamはもちろんエンゼルス事ですね。その後のbeing able to do those come backs like in New Yorkがどんなチームかを説明しております。

「NYでの連続する逆転勝利ができるチーム」と説明しております。この試合に至るまでに連続逆転勝利があった事が推測できますね。

そして最後and now tonightと「そして、今日の勝利ですね」と今日のゲーム結果に結びつけていますね。

ですから、「ここ最近逆転勝利してくれているチームに対してどう思いますか?」と僕だったら訳するところですが、一平さんの場合は

「まぁ、前回の試合も今日もすごい逆転劇だったんですけど、その原動力となっているのは何でしょうか?」と

「逆転劇」とか「原動力」というステキな言葉を使ってアレンジしてますね。特に「原動力」という英語は出て来なかったのですが、

「チームに対してどう思いますか?」の部分を「原動力は何でしょう?」とごっそり置き換えてしまっているという、

一平さんのセンスが光る一言だと思います。

これは一言一言にとらわれずに、全体の話しの流れやここ数日の状況を踏まえた状況を全体を見ているから出来る技なんですね。

はい。続きまして、その質問に対して大谷選手はこう答えました。

「えー、前回は僕が打たれてしまったので、みんなが取り返してくれて、まぁ今日はなんとか自分が取り返したいなという気持ちで行きました。」

という風に答えてますよね。

これって、僕が通訳した場合の「ここ最近逆転勝利してくれているチームに対してどう思いますか?」という質問に対しての答えとしても

成立してませんか?

これが凄いところなんです、一平さんは言葉を大胆に変換するけども、趣旨は変えていない、むしろ伝えやすくしているだけなので、

意図した方向の答えがちゃんと返って来るんですね。

さぁ、その答えを一平さんがまた通訳しますね。

Yeah, obviously I had a rough one when I started in New York, 

まず、このobviouslyというのは「明らかに」という意味ですが、大谷選手はそれに相当する言葉は言ってないんですね。

これは単なる一平さんの口癖ですね。こうやって文字にして観察していると人の癖が見えて来ますね。

一平さんの場合はYeah, obviously, you knowを軸に会話を組み立てていますね。

まず最初に I had a rough oneのところですが、このroughは「粗い」とか「下品な」「未完成の」という意味がありまして、この場合だと

「ひどい」という意味ですね。何がひどいかというとこのoneですね。oneというのは試合を意味しますね。

ではどの試合かというと、when I started in New Yorkつまり、ニューヨークで始めた試合という事になります。

そしてそのひどい試合の後どうなったかと言うと、

and my guys picked me up. 

my guysはチームメイト、pick me upで「私を拾ってくれた。」つまり「点とって助けてくれた」という意味になってます。

They all had my back.ここは重複しますが、かれらが私の背中を持ってくれた。

日本語で言う「背中を押してくれた。」「支えてくれた」にあたる表現ですね。

And today I was able to contribute to the win 

そして、今日私は勝利に貢献できた。と訳してますね。contribute to で〜に寄与する。貢献するという意味です。

ここで注目してもらいたいのが、「〜できた」と表現したい時に、canの過去形のcouldをつい使ってしまいがちなのですが、

このcouldはやっかいでして、この場合にcouldを使うと、「〜できたのに」という「やればできたのにできなかった。」

という実際には起こっていない事実を残念がる表現になってしまうので注意です。いわゆる仮定法の使い方になってしまうんですね。

ですので、「〜できた」という意味で使う場合は、was able toを使います。

ややこしいように思えますが、ネイティブは日常的に使っている言い方なので、知っておいて損はないかと思います。

ちなみにどうやって大谷選手はチームに貢献したか、状況を説明しますと、最終回裏で、同点の状況、2塁にいた大谷選手が

ホームに帰れば勝ちという状況で、際どいヒットが出たんですね。

その時、大谷選手はホーム目指して爆走しまして、ホーム目前でボールが返って来てタッチされそうになったのですが、

彼はその長い足を伸ばしてスライディングしまして、その足がタッチしに来たキャッチャーのミットの下をぐり抜け

ほんのちょっとの差でホームプレートに触る事ができたんですね。

そこで逆転しサヨナラホームインとなり、そこでチームが勝利したとう劇的なシーンがあったんですね。

そのシーンがこの動画の左上にある写真です。

そして最後に

so it’s huge for the team. と付け加えてますね。

ここは、「なので、チームにとって大きな事だと思います。」つまり「恩返し出来て良かった。」と言っているのですが、

この部分は大谷選手言って無かったですよね。なので、このあたりは一平さんが大谷選手の気持ちを汲んでちょい足ししている所ですね。

What has contributed the most 

何か一番の貢献になったのでしょうか?と聞いていますね。

続いて、

to this successful run 

と言ってますが、このrunというのは「走る」ではなく「得点」の事ですね。

野球は打ったら走りますね、走って得点するのでpointとかscoreと言わずにrunと言うんですね。

この成功した得点と表現してますが、何かというと、その次の

you’ve had with the home runs?ですね。

あなたがホームランによってhad獲得した点と説明しています。

この質問をもし僕が訳すとしたならば

「あなたがホームランによってうまく獲得した得点に最も寄与したものは何ですか?」

となりますね。

意味は分からないでもないですが、非常に硬い感じがしますね。

直訳というのは英語の構造を知るには有効な手段なのですが、会話で使うとどうもぎこちなくなってしまいますね。

では、一平さんはこの質問をどう日本語にしたかと言うと、

「ホームラン量産体制に入ってますけど、その秘訣は何でしょうか?」

「ホームラン量産体制」、「秘訣」は全く会話に出て来なかったのですが、

これまでの大谷選手の成績を考量して、「成功した得点」を言わずに「ホームラン量産体制」と瞬時に置き換え、

「最も寄与したものは何ですか?」の部分を「秘訣は何ですか?」と置き換えるセンスですよね。

これはやはり、日本語と英語を日頃から使っているバイリンガルの方のみが為せる技ですね。

まぁ今日はいっぱい沢山ファンの方に入ってもらって、凄い気分良く打席に入れたので、そのおかげかな。と思いますね。

Yeah seeing all these fans, there’s a lot of fans today so that gave me a lot of energy and that definitely helped.

And Shohei, to see the label all-star next to your name now as a big leaguer what does it mean to you?

大リーグのオールスター初選出、自分の名前の隣にオールスターという文字を見てどう思いますか?

やっぱ、特別な選手の〜、証というか、凄い興奮してますし、本当に多くの人に投票してもらって感謝してます。

You know it’s a special thing to be an all-star that was one of the things I really wanted to do and just want to thank everyone that voted

for me to get me there. I really appreciate all the support. 

Thank you very much arigato, matane.

どうもありがとうございました。またね。

 mean what a run unbelievable what this

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です